肌に現れる禁煙の効果

煙草が体にとって様々な害を与えるのは誰もが知っていることですが、喫煙することによって肌にも悪影響を与えるのはあまり知られていないのではないでしょうか。

喫煙することによって体の様々な血管が細くなって血液の流れが悪くなります。
血液は酸素や栄養など細胞が元気に働くために必要なものを運んでくれる役割をしています。
血管が細くなって血液の流れが悪くなると栄養などが十分に肌に供給されなくなり、老化が進みます。
煙草が肌に及ぼす悪影響はそれだけではありません。

煙草に含まれる有害物質としてはニコチンが有名です。
ニコチンは美肌を保つために必要なビタミンCを破壊して活性酸素を増やすといった悪影響を及ぼしますし、一酸化炭素によって酸欠状態になると肌の色が黒ずんだり青ざめたりします。
禁煙は辛いものですが、禁煙によっていつから効果があらわれるのかというと、なんと20分後には早くも血圧が正常化したり、手足の冷えが無くなったりと効果があらわれ始めます。

では肝心の肌に対する効果がいつからあらわれてくるのかというと、だいたい2週間後くらいだと言われています。
たばこを止めることによって現れる肌への効果は多岐にわたります。
まず一酸化炭素によって常に酸欠状態にあった肌が禁煙によって酸欠状態から解放されます。
すると細胞に新鮮な酸素や栄養が十分に流れてくるため、顔色がくすんでいたのが徐々に改善されます。
また、ビタミンCが破壊されることによって喫煙しているとくすみやしみがとてもできやすいのですが、禁煙するとビタミンCの消費もすくなくなるのでくすみやシミなども頻繁にできなくなります。

禁煙によって活性酸素の発生も少なくなります。
活性酸素は老化の最大の原因といわれていて、もし肌のシワなどに気づかれるようなことがある場合、喫煙による悪影響も十分考えられます。
禁煙することによって活性酸素が大量に発生するようなことが無くなり、ハリのある肌が蘇ります。

歯に現れる禁煙効果

禁煙に対する関心が高まっているとはいえ、現在でも男性の10人に3人は煙草を吸っているのが現状です。

男性は肌に関してはそれほど関心は無いかもしれませんが、煙草が体に与える影響は口の中にも及びます。
何しろ直接煙草の煙を浴びる場所が口ですから、影響が無いわけがありません。
その証拠に煙草による悪影響が最も強く表れるのが口の中だと言われています。

私たちが食事をするうえで歯はとても大切です。しかし喫煙によって当然ながら歯にも悪影響を及ぼします。
たばこを吸うことによって実は虫歯ができやすくなります、煙草を常に吸っている人と吸わない人で比べると、常に吸っている人の方が3倍も虫歯ができやすいことが分かっています。

何故虫歯ができやすくなるのかというと、煙草を吸うことによって唾液の量が少なくなります。
唾液には食べ物を消化するだけではなく、歯の表面に付着した細菌を洗い流す効果もあるのですが、唾液が喫煙によって減少することで細菌が歯に付着しやすくなり、虫歯になりやすくなるのです。
禁煙することによって当然唾液の分泌量が正常値に戻り、虫歯になる確率を下げることが出来ます。

喫煙による歯の悪影響で最も気づかれる可能性が高いのが歯の表面の黄バミです。
喫煙によって歯の表面にタールが付着し続ける事によって黄バミが発生します。
黄バミは歯の色を悪くさせるだけではなく、歯垢が付着しやすくなります。これも虫歯ができやすくなる原因の一つです。

黄ばんだ歯は見た目にも汚いです。
黄ばんだ歯が気になるのであれば禁煙してタールを摂取することを辞める以外に方法がありません。

また、歯だけではなく、喫煙は歯周病の原因にもなります。
喫煙者は非喫煙者に比べるとそのリスクはおよそ8倍になると言われているのです。

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